ハーモニーご利用者のエピソード

夫とフルタイム勤務をしている娘さんと、暮らしてらっしゃるEさんは、要介護度3の認定を受けており、小規模多機能型居宅介護支援(通いと泊りと訪問を提供するサービス)をご利用されていました。
ある時体調を崩されて入院し、治療が終了し退院を言い渡されましたが、入院治療による脚力低下で、自宅での生活へすぐに戻られることに対して、ご家族が不安に思われました。
そこで、介護老人保健施設にて生活リハビリを行い、車椅子への移乗方法についての検討や介助方法のアドバイスを行いました。在宅復帰に向けて住宅の改修も行い、Eさんは自宅へと戻られました。

介護老人保健施設の退所当初は、基本的には小規模多機能の泊まりで過ごし、訪問サービスによって、日中にご自宅へ職員と一緒に戻る機会を作ることにしました。
ご自宅内での生活動作の中で不安に感じている部分をあらかじめ、一緒に確認し、通いサービスの中で必要な動作獲得に向けた運動を実施しました。また、訪問リハビリにも入ってもらいました。
これらのトータル的なサポートにより、徐々にFさんはご自宅での生活に自信を取り戻していきました。

少しずつ小規模多機能の泊まりの回数を減らし、過ごす場所を自宅へシフトしていきました。
現在は定期的な泊まりサービスはなく、通いサービスを週3回利用しながら在宅生活送っておられます。
自宅に戻られた当初は不安等も大きかったため、小規模多機能型居宅介護のサービスメニューの中で泊りのサービスを中心に利用され、ご家族との生活を再開されています。 ご家族である娘さんもフルタイムでの仕事を持っていらっしゃるため、急な出張等にも対応してもらえるお泊りサービスは、とても嬉しい存在であるようです。

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